「ドンクベット」聞いたことがありますか?
ドンクベットを簡単に言えば、「下手なベット」です。
「ドンク=まぬけな」+「ベット」で「ドンクベット」
これで「下手なベット」という意味です。
ドンクベットは「下手なベット」負けに直結しますし、ポーカーにおいて(基本的に)損です。
しかし、どんなベットがドンクベットなのでしょうか?
というわけで今回は、
「ドンクベットって何?」
「上手にベットできるようになりたい!」
という悩みを解決するために「ドンクベット」について丁寧に解説します!
オンラインの大会(PokerStars)で1位になったときの写真です!
ドンクベットとは何か?
ドンクベットは「下手なベット」すべてを指したポーカー用語です。
言い方を変えれば、「基礎から外れたベット」とも言えるでしょう。
「基礎からずれる=失敗になる」場面が多いですから。
基礎はポーカーでも大切!
じゃあ、どのようなベットが基礎から外れた下手なベットなのか?
色々なドンクベットがありますが、たった1つ「これだけ抑えて!」というドンクベットがあります。
「ドンクベット」と呼ばれるベットはこれです
なぜ、これが「ドンクベット」なのか?
ドンクベットは、上で紹介したベットのことを言います。
なぜ、オリジナルレイザーやアグレッシブプレイヤーより先にベットやレイズをしてはいけないのでしょう?
これから解説していきますね。
ドンクベットを具体例で解説します
具体的なシチュエーションで、ドンクベットとは何か?理解していきましょう。
理解できなかったら、下の画像を見てほしいです。
それだけでも、ドンクベットの理解は可能だと思います!
ドンクベットを具体例で解説しますPart2
上の画像で、BTNがオリジナルレイザーでしたよね?
SB(スモールブラインド)のあなたは、オリジナルレイザーのBTNより先にベットしました。
このように、「オリジナルレイザーより先にベットするのがドンクベット」です。
なぜ、オリジナルレイザーより先にベットをするのが良くないのか?
もっと詳しく解説するよ!
オリジナルレイザーより先にベットすると、ドンクベットになる理由
先ほどのシチュエーションから、考察できる状況を整理します。
この状況であなたがベットするのは、それなりの「理由」があるはず。
オリジナルレイザーより前にベットをする理由を整理しましょう。
フロップであなたがベットするパターンは、次の2つです。
どちらの場合も、基本的には悪手=ドンクベットです。それぞれ解説しますね。
ドンクベット①ブラフのパターン
まずは、オリジナルレイザーより前にブラフを打つ場合です。
私がSBの時の思考回路を書きます。
ブラフでベットする際の思考回路
あなたのアクションの後に、BTNのプレイヤーがアクションをしますよね。
確認しておきたいのが、BTNのプレイヤーはプリフロップで「レイズ」をしていることです。
要は「自分は強いよ~」アピールをしているわけです。
そのアピールが嘘か本当かは不明。ブラフの可能性もあります。
とはいえ、「自分強い」アピールしている人にブラフを仕掛けるのはリスクが大きすぎます。
よって、この場合は様子をみてチェックが適切。
ドンクベット②バリューベットのパターン
今回はブラフではなく、あなたのハンドが強い場合のベットを考えてみましょう。
私がSBの時の思考回路はこちら。
バリューベットするときの思考回路
SBのポジションで、しかも強いハンドが来た。
しかし、相手もプリフロップでレイズをしています。
ということは「相手も強い」可能性があるわけです。相手を信じる場合、相手のハンドは、
この3つ、強いハンドである可能性が高いです。
(相手のプレイスタイルにもよりますが)
つまり、自分のハンドと似ているわけです。自分が強いときは、相手も強い。
ペア同士の対決になるなら、
①ペアのランク対決
②キッカー対決(役が完成しているカード以外のトランプの数の強さで勝負)
となります。この勝負に勝ち切れるか否かは、相当に怪しい。だからチェックで様子見。
上のパターンでは、相手が強い場合を想定しました。相手を信じてみたわけです。
一方で、相手BTNのレイズを「ブラフ」と想定してみましょう。
相手がブラフを打った場合、こちらがベッドすれば勝てるでしょう。
ブラフの場合は相手のハンドは弱いのですから。
実際のゲームでは、相手のベットがブラフだと確信できる場面が少ないです。
そこで、ここはスロープレイの出番です。
ゆったりプレーすることで相手のミスを誘い、多くのチップを獲得するテクニックです。
相手がさらにブラフを打って、より多くのチップを獲得できる可能性があります。
ゆったりプレイする方針なら、ベットよりチェックが良いですよね。
だからチェックで様子見します。
だから、ベットはしません。オリジナルレイザーがいる時はチェックで回すのです。
オリジナルレイザーいる時のベットが、ドンクベットになる理由。
丁寧に解説したけど、理解できたかな?
ドンクベットにもメリットがある?
ドンクベットは「下手なベット」ですが、それを逆手にとった戦略もあります。
上級者は「あえて」ドンクベットをすることもあります。
これも具体的なシチュエーションで考えよう!
ドンクベットを戦略的に使いこなす
あなたのポジションはBB(ビックブラインド)で、プリフロップのハンドは99だとしましょう。
プリフロップでは、BTNまでフォールド。
BTNのプレイヤーは3倍でレイズして、BBのあなたがコールしました。
フロップに参加するのは、BBのあなたとBTNの相手プレイヤーです。
フロップで落ちたカードは、246。数字が小さいローカードが落ちた現状をまとめましょう。
具体例から状況を考察する
BBであるあなたは、逆転される可能性があるためフロップの時点で勝ち切りたい。
そこで、オリジナルレイザーのBTNより先にBBでベットをします。
これにより、BTNのプレイヤーがフォールドする可能性が上がります。
このように、意図的にドンクベットを行うことも想定できるわけです。
ドンクベットを戦略的にするタイミング
「逆転される可能性があるとき」に戦略的にドンクベットをしましょう。
相手に逆転される可能性があるときは、速めに決着をつけたい。
だからドンクベットで相手を降参させにいきます。
ただ、あくまでテクニックの1つだよ。
毎回やっていたらダメ!
結論:ドンクベットと上手に付き合おう
ドンクベットは一般的には悪手です。
上で解説したように、論理的に考えれば「合理的ではないベット」なので、損をする可能性が高まります。
しかし、上手に使えば時には勝率を上げる立派なテクニックにもなります。
頭を使って上手にドンクベットと付き合いましょう。
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